制度を知ろう

歯を失ったとしても、ほぼ元どおりに再現できるインプラントは、とても優れた治療法です。ただ、残念なことに、治療費は非常に高額です。インプラントの治療費の相場は1本あたり、およそ30万円となっています。 インプラント治療に保険が適用されないと思っている人も多いかとは思いますが、それは勘違いであり、インプラント治療は平成24年4月から保険が適用されています。ただ、保険適用の条件は厳しいものであり、ごく僅かなケースしか保険適用が認められていないのです。ですから、保険適用が認められた後も、大多数の治療は保険適用外の治療として行われています。従って、治療費の相場が1本あたり、およそ30万円と高額になってしまっているのです。

ただ、インプラント治療を行う歯医者は、増加傾向にあります。それに伴い、治療費の相場が低くなることが予想されます。競争相手が増えるのですから、生き残るためには治療費を安くする必要があるというわけです。事実、相場よりも大幅に安い、1本十数万円で治療を行っている歯医者も、すでに存在しています。 また、インプラント治療を行う歯医者が増えるということは、インプラント治療の需要が高まるということでもありますので、今後、厳しい保険適用条件が緩和されることも考えられます。 現在、治療費の負担を軽減させる有効な手段は、医療費控除を受けることです。医療費控除とは所得控除の1つであり、年間の医療費の支払いが10万円以上ある場合、納めた税金の一部が還付されるという制度です。医療費控除は、確定申告をすれば受けることができます。但し、医療費控除の対象にはならないインプラント治療もありますから、注意が必要です。